BUSINESS OVERVIEW
2009年の設立以来、国立高等専門学校、国立大学法人(東京農工大学、千葉大学、東京工業大学、東京大学、産業技術総合研究所)、独立行政機関、国立研究所等において、延べ400件以上の豊富な事業実績を有しています。
当社はこれまで国内事業を中心に、顧客ニーズへの取り組みに注力してまいりました。これに加え、現在では政府所有関連施設を含む海外事業への拡大にも取り組んでいます。 機械付属品や建設機械といった当社の得意分野を最大限に生かし、より多くの「日本品質」を世界に発信したいと考えています。
AR溶接訓練シミュレータとは
AR溶接訓練シミュレータは、溶接金属、アーク、溶接ビード、スパッタなどの溶接現象をCGで再現し、仮想空間において安全な溶接訓練を行うためのシステムです。このAR溶接訓練では、訓練生が市販の溶接トーチと溶接マスクを装備し、溶接対象物のプラスチックのワークピースに向かって溶接訓練を行います。溶接マスク内部にはディスプレイが埋め込まれており、溶接訓練者はCGで表現された溶接現象を見ながら、実際に溶接しているかのような体験をすることができます。
AR溶接訓練システム
AR溶接訓練システムでは、従来の訓練方法では体験できないトレーニングを行えるものの、実際の溶接訓練を完全に置き換えるものではありません。そのため、AR溶接訓練で姿勢や運棒の型を学んだ後、実際の溶接訓練を行う必要があります。この訓練手法を用いることで、従来よりも訓練効果を上げることが期待できます。
Eラーニング
溶接訓練シミュレータに訓練コースを設定するには、Eラーニング(Windows用ソフトウェア)が必要です。ここでは溶接訓練コースの作成だけでなく、その結果を一元管理することができます。溶接訓練コースは、溶接の種類、ワークピースの種類、板厚、母材の種類、溶接姿勢、溶接ワイヤ/溶接棒の径、シールドガスの種類、溶接の長さ、運棒法、溶接方向などを指定し、溶接中の溶接トーチの角度や溶接速度の設定が可能です。このように、Eラーニングを通じ、様々な溶接条件に合わせた訓練を展開することができるようになります。
AR訓練シミュレータ
AR溶接訓練では、シミュレーション結果を保存し、解析、評価する機能を搭載しています。AR溶接訓練後、溶接トーチの動きを再生したり、グラフで確認することができるため、溶接の良し悪しを客観的に学ぶことができます。AR溶接訓練結果はデータとして保存することができるため、過去の訓練結果と比較することもできます。また、訓練補助機能の角度や速度など、各項目の基準値と許容範囲は任意の設定が可能で、お客様独自の仕様や溶接条件に合わせた溶接訓練を行うことができます。
AR溶接訓練スキームによる課題解決
1.モチベーションの向上
2.効率化
3.安全性
AR溶接訓練スキームの費用対効果
溶接材料の消耗材費: | 68% 削減 |
実際の溶接訓練時間: | 56% 削減 |
アーク時間率: | 66% 増加 |
資格取得者: | 34% 増加 |
※上記数値は効果を保証するものではありません
クレーン・デリック運転士教習コース開設ニーズに対応
天井クレーンシミュレータの導入により、クレーンの設置、教習機関に係る登録申請・検査、実技演習で発生する予約、外部業者への移動手配作業委託といった煩雑な準備が不要になります。設置環境は、既存の教室に3m2の空間と100V電源を用意できれば十分です。さらに、指導官が受講生とは別部屋でモニタを見ながらの指導も実現します。
クレーン・デリック運転士 実技試験用 訓練装置
試験用クレーン模擬
安全・省スペース
合格支援機能
走行、横行、斜行専用など5つの訓練コースを装備
省スペース設計( 2.2m × 1.3m )
HMD(ヘッドマウントディスプレイ)と大画面ディスプレイの双方で訓練可能
フットブザー踏込でブザー音と同時に吊り荷高さを表示
クレーン諸元にあわせてパラメータ変更可能
VIVE ProのHMD部分にはデュアル有機ELディスプレイを搭載。現行のVIVEよりピクセル数が78%向上した2,880 x 1,600の高画素映像を提供。また、高性能ヘッドフォンを搭載し、内臓アンプがノイズキャンセリングを通じ、リアルな存在感やサウンドを生み出します。進化したグラフィックやオーディオによってVR体験がより明瞭となり、現在の市場でハイエンドなVR没入体験が可能になります。